[2020年04月02日]

チューリップ散る一片はゴッホの耳

有馬朗人

チューリップが春の季語。鬱金香(うきんこう)、牡丹百合なども同意の季語です。
雨上がりのチューリップはきれいですね。原産地は中央アジアの乾燥地帯。わが国には江戸末期に渡来しています。花壇、鉢、切り花などで栽培され、最も春を代表する植物ですね。色も多彩で、紅、白、黄、絞り、などが見られます。オランダでは国花となっています。
今年は、ゴッホが亡くなって130年目(1853~1890)。オランダ生まれ、晩年はフランスで活躍。強烈な色彩と激情的な筆致の絵を描きました。この句では、チューリップの散るのを見て、その一片がゴッホの耳に見えたと詠っています。ゴッホは激情のあまり、自らの耳をそぎ落としたことがあります。
作者ありま・あきとの紹介は、2005年1月11日を参照。
(出典:佐川広治著「季語の花―春」、TBSブリタニカ、2000年刊)
・WHOの見通しによると今後、あと数日間で世界での感染者数が100万人に達し、死者も5万人に増えるという見通しを公表しました。日本では昨日の感染者数は266人、じりじりと増えていますね。ぎりぎりの状況が続きます。

投稿者 m-staff : 2020年04月02日 09:49

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