[2020年04月03日]

げんげ咲き浮雲山を離れけり

佐藤博重

げんげ(紫雲英)が春の季語。げんげん、げんげんばな、蓮華草なども同意の季語です。
近年は、田んぼの耕作技術が変化して、一面の紫雲英風景を、いりlptpもまれになってしまいましたね。マメ科の2年草。中国が原産地。よく田んぼの緑肥として植えられました。見渡す限り紫雲英が咲く田園風景は少なくなりました。高さ10~20センチの茎に小さな花が紅紫色に咲きます。蓮華草は、この花を蓮の花に見立てた名前です。
この句では、紫雲英の咲いている田んぼの上を春の山に浮いていた雲がいつの間にか離れてしまった、と詠っています。浮雲が山を離れたという表現に新鮮さを感じました。懐かしい田園風景ですね。
作者さとう・ひろしげの紹介は、2011年8月7日を参照。
(出典:佐藤博重句集「初蝶」、梅里書房、2005年刊)
・新型コロナウイルスの感染で、厚生労働省は、クラスターと呼ばれる患者の集団が先月末までに14の都道府県の26か所で発生と発表、こうした地域に専門家を派遣して封じ込めに当たっています。そこで、病院から感染が拡大しているので、なるべく通院しないほうが無難と感じました。

投稿者 m-staff : 2020年04月03日 09:44

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://yasumasa.jp/nmt/mt-tb.cgi/7219