[2020年04月13日]

児は去りて陽がふらここを漕いでをり

林 翔(1914~2009)

ふらここが春の季語。ぶらんこ、鞦韆(しゅうせん)、秋千、ふらんと、半仙戯なども同意の季語です。
近くの公園では、柔らかくなった日差しの中で、子供が思い切りぶらんこを漕いでいたり、赤ん坊を抱いた母親がゆっくりゆすっていたりするなど、いかにも春らしい光景が見られます。ぶらんこは鞦韆とも言って、もとは中国に流行した遊戯でした。蘇東坡の「春夜」と題した詩からとられて春の季語になりました。公園や校庭などに設けられていますが、昔、農家ではどこの家でも入り口の土間の梁から、荒縄を使ったぶらんこが吊られてありましたね。
この句では。ぶらんこで遊んでいた子供が去った後に、お日様がまるで乗って漕いでいるよ、と詠っています。詩情を感じますね。
作者はやし・しょうの紹介は、2006年8月31日を参照。
(出典:「新版・俳句歳時記第二版」、雄山閣、2003年刊)
・アメリカでは新型コロナウイルスの感染者が54万人に上り、亡くなった人は2万1千人を超えました。トランプ大統領の国家非常事態宣言から1か月、感染の拡大に歯止めがかかりません。中国の習近平国家主席に非難が集中したように、後手後手にまわったトランプの政策に批判が集まり始めていますね。

投稿者 m-staff : 2020年04月13日 09:46

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