[2020年04月14日]

日輪に消え入りて啼くひばりかな

飯田蛇笏(1885~1962)

ひばり(雲雀)が春の季語。初雲雀、揚雲雀、朝雲雀、夕雲雀,告天子、雲雀籠、雲雀笛なども同意の季語です。
雲雀は、ひとたび春の空に舞い上がると、終日空に囀っているかの如く見えますが、不意に急降下してくるところから、揚雲雀といい、落雲雀と呼ばれますね。ピチクリ、ピチクリと長く複雑に囀ります。
この句は、地上から見上げてのものですが、雲雀の声が日輪から聞こえるという大胆な設定になっています。ここでは雲雀の体は太陽に焼き尽くされ、声だけが残っていると表現しています。雌に恋焦がれて末に焼き尽くされるのですから情熱的な雲雀の雄ですね。切ない気持ちが伝わってきます。
作者いいだ・だこつの紹介は、2005年6月23日を参照。
(出典:高野ムツオ著「鑑賞 季語の時空」、角川書店、2020年刊)
・WHOは、新型コロナウイルスについて、「2009年の新型インフルエンザの10倍致命的であり、感染拡大防止の措置の解除は、ゆっくり行われなければならない」とし、合わせて各国が導入している外出制限などの措置の解除は慎重に行う必要があると警告しています。制限を解除する条件は、感染を抑え込めていること、検査や隔離、治療、それに感染ルートの追跡ができていることを挙げています。日本はまだまだ先ですね。

投稿者 m-staff : 2020年04月14日 09:53

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://yasumasa.jp/nmt/mt-tb.cgi/7231