[2020年04月21日]

鬱の日の沸点にゐて緋の躑躅

石 寒太

躑躅(つつじ)が春の季語。山つつじ、米つつじ、霧島つつじ、蓮華つつじ、深山霧島なども同意の季語です。
近くの横須賀市西公園は、新型コロナウイルスの影響で休園中。平戸躑躅がにぎやかに咲き始めました。躑躅は、野生種、園芸種を含めて種類は極めて多く、それぞれに名前がついていますが、総称して躑躅と呼んでいます。庭園や公園のいたるところに植えられている庭木で、常緑のものと落葉のものがあります。花色は、紅、白、緋、紫、絞りなど多彩ですね。
この句では、華やかな緋色の躑躅が咲いているのに、作者の気持ちは一日中、鬱のピークが続いている、と詠っています。鬱の沸点という表現にひかれました。
作者いし・かんたの紹介は、2005年2月18日を参照。
(出典:石 寒太編「よくわかる俳句歳時記」、ナツメ社、2010年刊)
・19日の日曜日は、天気が良かったせいか、近くの国道26号線や国道134号線は行楽地に向かう車の大渋滞でした。「自粛」「不要不急」の外出を抑制することは難しいですね。その結果、2週間後に多くの感染者が生まれます。

投稿者 m-staff : 2020年04月21日 09:49

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