[2020年04月22日]

柳絮とぶヨガ教室の昼下がり

福田甲子雄(1927~2005)

柳絮(りゅうじょ)とぶが春の季語。柳絮、柳の絮、柳の花なども同意の季語です。
柳絮は実が種子をまき散らすことです。特に中国で多くみられる風景で、雪片のように綿毛が飛ぶ姿は興趣がありますね。柳には、楊(枝が立つもの)と柳(枝が垂れるもの)に分けられますが、どちらも雌雄異株です。春になると、葉に先立って雌花が咲きます。
花穂は暗紫色の目立たない花で、実となり、柳絮になります。絮とは綿のことで風に乗って飛びます。
この句の「ヨガ」とは、健康法の一つですが、古代から伝わるインドの宗教的実践の方法で、精神を統一して物質の束縛から解放をはかります。それには身体的修練を求められます。柳絮とヨガ教室の取り合わせに俳味を感じます。
作者ふくだ・きねおの紹介は、2006年2月5日を参照。
(出典:角川春樹編「合本 現代俳句歳時記」、角川春樹事務所、2004年刊)
・WHOによると新型コロナウイルスのワクチン開発は、中国やアメリカの研究機関や企業など5つのチームで行われていますが、これにイギリスのオックスフォード大学など2つの研究チームが臨床試験を始めました。一刻も早く効き目のある薬が開発されるように願います。

投稿者 m-staff : 2020年04月22日 09:47

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://yasumasa.jp/nmt/mt-tb.cgi/7239