[2020年04月27日]

童女とて愁ひ顔よき濃山吹

倉橋羊村(1931~2020)

濃山吹(こやまぶき)が春の季語。山吹、面影草、かがみ草、八重山吹、白山吹なども同意の季語です。
日本原産で全国のいたるところで自生しています。バラ科の落葉低木。高さは2メートルほど。枝は緑色でたわみ、中にコルク状の髄があります。4月から5月にかけて鮮やかな黄色の5弁花を開きます。八重咲の山山吹の開花は一重咲きよりも遅くなります。渓流沿いに咲く山吹とても風情がありますね。以前に尾瀬で山吹の花の群落を見たことがあります。
この句では、鮮やかな黄色の濃山吹とどこか愁い顔をした幼い少女との対比が見事ですね。
作者は今年の2月11日に89歳で逝去されました。俳句はもとより評論にも力を発揮しました。
作者くらはし・ようそん紹介は、2005年10月30日を参照。
(出典:角川書店編「合本 俳句歳時記第三版」、角川書店、2003年刊)
・ロシアでは、コロナウイルスの感染者が今月上旬以降に急増し、8万人を超えました。企業の休業措置や厳しい外出制限も大きな効果が見られず、プーチン大統領は危機感を強めています。今後の推移が注目されます。アメリカのような感染拡大が起きなければいいのですが…。

投稿者 m-staff : 2020年04月27日 09:16

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