[2020年05月05日]

矢車のまはり烈しき月日かな

澤木欣一(1919~2001)

矢車が夏の季語。鯉幟、幟、五月幟、初幟、紙幟、座敷幟なども同意の季語です。
今日は、立夏。24節気の一つで今年はうるう年なので5月5日になります。暦の上ではこの日より夏ですが、長い弧状列島の日本では桜が満開のところもあり、まだ春の気配が残っています。それでも立夏と聞くだけで陽の光が強く感じますね。
鯉幟は、端午の節句に出世魚と呼ばれる鯉をかたどって高く掲げて男の子の出生を祝い、将来への出世を願うもので、江戸時代から現れたといわれています。
この句の「矢車」は、風車や鯉幟に用いられる、軸の周りに矢の形の輻を放射状に取り付けたもの。風が吹くと矢羽根が音を立てて回転し、幟に生気を与えてくれます。この句では、矢車の周りで月日が烈しく過ぎてゆくと詠っています。
作者さわき・きんいちの紹介は、2005年3月8日を参照。
(出典:「日本大歳時記」、講談社、1981年刊)
・新型コロナウイルスのPCR検査の実施が少なすぎるという指摘がなされています。どうも日本やり方は、「幕の内弁当方式」というか、枡の中だけをきちんとするという完璧主義なので、時間がかかりすぎて多くの数をこなしきれない状態です。これを短時間で済ませる方法が求められますね。

投稿者 m-staff : 2020年05月05日 09:48

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