[2020年05月27日]

さからはず十薬をさへ茂らしむ

富安風生(1885~1979)

十薬が夏の季語。どくだみも同意の季語です。
葉や茎に独特の匂いがあるので嫌われますが、雨降りの庭の隅や木陰に群がり咲く白い十字の花には趣がありますね。
ドクダミ科の多年草。湿地や暗い場所に自生しています。十字形の4枚の苞の真ん中に黄色い小花を咲かせます。白い十字の花は清々しく感じます。古くから薬草として用いられ、「毒痛み」からこの名前が付きました。また、十薬と呼ばれるように、10種の薬効があるとされています。
この句では、悪臭のする十薬を嫌いつつも茂らせている作者の気持ちが伝わってきます。
作者とみやす・ふうせいの紹介は、2005年2月6日を参照。
(出典:「日本大歳時記」、講談社、1981年刊)
・北九州市では、新型コロナウイルスの感染確認が続いたことにより、市の40余りの施設について28日から臨時休館にすることになりました。市長は第2波の入り口に立っていると述べて警戒を呼び掛けています。緊急事態宣言が解除されてもウイルスの感染は続きます。油断大敵ですね。

投稿者 m-staff : 2020年05月27日 09:39

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