[2020年06月16日]

池の朝がはじまる水すましである

尾崎放哉(1885~1926)

水すましが夏の季語。水馬(あめんぼう)、あめんぼ、水蜘蛛、川蜘蛛なども同意の季語です。
小川や池沼などの水面に長い六本の足を張って、すいすいと滑走したり水面を跳ねたりしている灰褐色のアメンボ科の昆虫のこと。飴に似た匂いがするのでこの名前がありますね。関東ではあめんぼうといいますが、関西では水すましと呼ばれるために、まいまいとよく間違えられます。
この句は、自由律俳句。水すましが池で泳ぎ始めると作者の一日が始まると素直に表現していますね。
作者おざき・ほうさいの紹介は、2005年1月28日を参照。
(出典:角川書店編「合本 俳句歳時記第三版」、角川書店、2003年刊)
・第163回の芥川賞と直木賞の候補作が発表されました。直木賞に馳 星周が7回目の候補となりました。これまでの6作品は、「不夜城」「夜光虫」「M」「生誕祭」「約束の地で」「アンタチャブル」。「生誕祭」を除いてすべて読みましたが、冒険小説分野の第一人者です。7回目の今回は「少年と犬」(文芸春秋)、これが最後のチャンスでしょうね。

投稿者 m-staff : 2020年06月16日 09:56

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