[2020年06月19日]

百日紅学問日々に遠ざかる

相馬遷子(1908~76)

百日紅が夏の季語。百日紅(ひゃくじつこう)、紫薇(しび)、くすぐりの木、白あるすべりなども同意の季語です。
夏から秋にかけて咲いている花期の長い花ですね。ミソハギ科の落葉高木。原産地は中国。高さは3~7メートル。木肌はなめらかでこぶが多くみられます。淡い紅色の花を6月から9月にかけて開き、花期が長いのでこの名前が付きました。つるつるした木肌はその名前のように猿も滑るのではないかと思われるほどですね。幹をくすぐると花が笑うように見えるというので、くすぐりの木、笑いの木などとも呼ばれています。
この句では、花期の長い百日紅の木に対して、それを見て学問に対する情熱が失せてしまうと自戒しています。
作者そうま・せんしの紹介は、2005年5月2日を参照。
(出典:「日本大歳時記」、講談社、1981年刊)
・アメリカのアブナイ大統領の側近だったボルトン前大統領補佐官の回顧録をめぐって、様々な確執が報じられています。いずれもこの11月に行われる大統領選挙に再選するためのもので、「トランプ大統領は再選することに集中しすぎて、長期的な考えに欠けていた」とされています。これによってアメリカは、外交的に中国や北朝鮮から足元を見られて、不利な状況に追い込められたとされています。

投稿者 m-staff : 2020年06月19日 09:43

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