[2020年06月21日]
父の日の忘れられをり波戻る
田川飛旅子(1914~99)
父の日が夏の季語。
父に感謝を捧げる日。1940年に、アメリカのドッド夫人が母の日に対して提唱したアメリカの年中行事で、日本でも次第に普及しつつあり、赤や白のカーネーションの母の日とは違って、何かしら父にプレゼントをする風習が定着しつつあります。母の日も父の日もコマーシャルな印象がありますが、贈るほうも贈られるほうも気持ちがこもっていればそれで充分ですね。私は、毎年、好物の「仙台の笹かまぼこ」を贈ってもらっています。感謝。
この句では、父の日を忘れられてしまった作者の悲哀がちょっぴり顔をのぞかせています。
今日は、夏至。北半球の昼が最も長く、夜が最も短い日。
作者たがわ・ひりょしの紹介は、2006年4月24日を参照。
(出典:角川書店編「合本 俳句歳時記第三版」、角川書店、2003年刊)
・中国は、一体、香港をどうしようとしているのでしょうね。
「一国二制度」を形骸化して、香港の自由を完全に奪おうとしています。民主主義と社会主義の戦い、さあ、香港人は、市民はどうするのでしょうね。
投稿者 m-staff : 2020年06月21日 10:09
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