[2020年06月26日]

蝸牛は殻負ひ吾はクルス負う

景山筍吉(1899~1975)

蝸牛が夏の季語。ででむし、でんでんむし、蝸牛(かぎゅう)なども同意の季語です。
童謡にも歌われる蝸牛は、なめくじと違って多くの人々に愛されてきました。2~3センチの殻を背負って、頭に長短二対の触覚があり、自由に伸び縮みします。関東地方に多いのは殻に3本の帯斑のみすじまいまいです。湿気を好んで5月から7月にかけて盛んに発生し、植物に害を与えます。大型のものは食用にされるものがあり、フランス料理に使われますね。
この句の作者は、敬虔なクリスチアン。本来的な宗教的精神を発揮して、蝸牛の殻と十字架とを対比させて、十分にその実力を発揮していますね。どちらも重そうです。
作者かげやま・じゅんきちの紹介は、2007年2月13日を参照。
(出典:「日本大歳時記」、講談社、1981年刊)
・新型コロナウイルスに対して、終わりなき戦いが続いています。最新の世界の感染者は949万1799人、死亡者は48万4155人にのぼります。アメリカ、ブラジルなどの南北アメリカと、ヨーロッパなどでは2次感染が心配ですね。

投稿者 m-staff : 2020年06月26日 09:51

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