[2020年06月28日]

空も地もひとつになりぬ五月雨

杉山杉風(1647~1732)

五月雨(さつきあめ)が夏の季語。五月雨(さみだれ)、さみだるる、五月雨雲、五月雨傘なども同意の季語です。
さみだれの「さ」は皐月の「さ」を表し、「みだれ」は水垂れの意味です。陰暦の5月に降る長雨のことで、梅雨を指しています。梅雨自体は中国の言葉で、「五月雨」はいかにも日本的な表現ですね。
この句のように、俳句では心象的なものばかりではなく、天地に降り注ぐ豪快な雨の様子を即物的に表わしています。作者は松尾芭蕉に深川の芭蕉庵などを提供して経済的にも後援しました。
作者すぎやま・さんぷうの紹介は、2013年6月12日を参照。
(出典:角川春樹編「合本 現代俳句歳時記」、角川春樹事務所、2004年刊)
・梅雨前線の影響で、九州南部では非常に激しい雨が降っています。28日の午前中は、九州から関東にかけて激しい雨が降って、局地的には災害の恐れがあり、気象庁では警戒を呼び掛けています。横須賀も昨夜から雨で午前中は要警戒です。

投稿者 m-staff : 2020年06月28日 09:43

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