[2020年07月09日]

紙たたむ音擦過せり昼寝覚

有働 亨(1920~2010)

昼寝覚(ひるねざめ)が夏の季語。昼寝、午睡、三尺寝、昼寝人なども同意の季語です。
夏は夜明けが早く、しかも朝の涼しいうちに仕事をすることが多いので、昼食が済むと眠くなります。そこで、日盛りを避けてしばらく昼寝して、少し涼しくなったら仕事を再開するようになります。こうして体力が回復してからのほうが仕事もはかどり、健康にもよいことになります。三尺寝は、狭いところで日脚が三尺移るほどの短時間だけ仮眠を取ることをいいます。
この句では、ゆったりと昼寝をしていたところ、紙の擦過(さっか)する音で目が覚めてしまった、と詠っています。どのような紙なのか、想像して楽しめます。
作者うどう・とおるの紹介は、2006年12月28日を参照。
(出典:「新版・俳句歳時記第二版」、雄山閣、2003年刊)
・10日にかけて、西日本から東日本に渡って、再び大雨の恐れがあります。土砂災害や川の氾濫に厳重な警戒が必要です。統治、横須賀は坂が多いので土砂災害が心配です。

投稿者 m-staff : 2020年07月09日 09:43

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