[2020年07月13日]

忘れられしもの昼の月芦青し

大野林火(1904~82)

芦青しが夏の季語。青蘆、青葦、青蘆原、蘆茂るなども同意の季語です。
イネ科の多年草で、あしは「悪し」に通ずるので、よし「葭」の呼び名もあります。春の「蘆の角」も夏になると青々と茂るようになります。漢字では蘆のほかに、葦、芦、葭なども使いますね。中国の薬物書によると、芽だしのころが葭、若いうちが蘆、成長すると葦になると区別されています。
この句では、芦が青く茂っている草原の上を見れば忘れられたような昼の月がかかっていると詠っています。情景が浮かんできますね。
作者おおの・りんかの紹介は、2005年6月3日を参照。
(出典:角川春樹編「合本 現代俳句歳時記」、角川春樹事務所、2004年刊)
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投稿者 m-staff : 2020年07月13日 09:35

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