[2020年07月18日]

膝の子のなみだ大粒秋刀魚食ふ

堀口星眠(1923~2015)

秋刀魚が夏の季語。さいら、初秋刀魚、秋刀魚網なども同意の季語です。
北海道の東部の沿岸で行われる秋刀魚漁で、国内では今年初めてとなる水揚げが行われました。水揚げを行った漁業者によると「商売にならないし、これからの漁もあまり期待していない。海水温が高く、秋刀魚もいなくなっている。」と話しています。
荒海を回遊してきた秋刀魚は脂がのっていて、焼けば「ジュッ」と火柱が立つほどです。しかしながら去年に続いて今年も秋刀魚漁はうまくいかないようです。温暖化の影響がここにも表れています。
この句では、作者の膝に乗って大粒の涙を流しながら、食べながら旨いといわされている子供の姿が印象的ですね。
作者ほりぐち・せいみんの紹介は、2005年8月27日を参照。
(出典:石 寒太編「よくわかる俳句歳時記」、ナツメ社、2010年刊)
・午前中、横須賀には大雨警報、雷・波浪注意報が出ています。梅雨前線の停滞による大雨で野菜が高騰しています。早くお日様の顔が見たいですね。さて、「Go Toトラベル」は政府の準備不足が露呈し、混乱が起きています。

投稿者 m-staff : 2020年07月18日 09:43

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