[2020年07月19日]

蕎麦好きに匂ふ飛騨そば冷し酒

秋元不死男(1901~77)

冷し酒が夏の季語。冷酒(ひやざけ)、冷酒(れいしゅ)なども同意の季語です。
日本酒は燗をして飲むのが一般的ですが、夏は暑いのでそのまま飲む人が多くみられますね。冷酒といい、「ひや」で飲むともいいます。中には井戸や冷蔵庫に入れて冷し酒にする人もいます。最近では、冷酒用に向いた酒を醸造するところも増えていて、蕎麦自体が日本酒の肴としてとても合いますね。
この句の「飛騨そば」は、香り豊かな美味しいそば。信州同様に朝晩の温度差が激しい高冷地に位置する飛騨は、上質のそばの実の原産地。旨いそばに冷し酒の取り合わせは酒好きにはこたえられませんね。
作者あきもと・ふじおの紹介は、2005年4月24日を参照。
(出典:「新版・俳句歳時記第二版」、雄山閣、2003年刊)
・都道府県を越えて移動の自粛が全国で緩和されてから1か月が経ちました。感染が確認された人数は1か月前よりも10倍以上になり、感染拡大の勢いが増しています。政府は、都道府県をまたいで移動する際も、3密の場所を避けるように徹底した周知を図るべきと思います。

投稿者 m-staff : 2020年07月19日 09:51

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