[2020年07月21日]

土用太郎一日熱き茶でとほす

石川桂郎(1909~75)

土用太郎が夏の季語。土用、土用入、土用明、土用前、土用中、土用次郎、土用三郎なども同意の季語です。
土用は、四季それぞれにあり、暦の上では春夏秋冬の各季節の最後の18日間をいいます。俳句では、毎年最も暑く、農作業の大事な時期となる夏の土用を指します。また、一般的に土用といえば夏の土用を指します。土用の入りを土用太郎、続いて次郎、三郎と呼び、土用三郎の日の天気によって農耕の吉凶を占う風習がありました。
この句では、土用の入りの日は例年暑いので、逆に熱いお茶を飲んで過ごしてやれと作者は逆らっていますね。
作者いしかわ・けいろうの紹介は、2005年10月12日を参照。
(出典:角川春樹編「合本 現代俳句歳時記」、角川春樹事務所、2004年刊)
・今日は土用の丑の日。資源量の減少と価格の高騰から手の出しにくかった鰻が食卓に戻りつつあるそうです。新型コロナの感染拡大を避けて家族そろって自宅で過ごす時間が多くなり、ちょっぴり贅沢をしようと鰻を食べる家族が増えました。結構な話ですね。

投稿者 m-staff : 2020年07月21日 09:47

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://yasumasa.jp/nmt/mt-tb.cgi/7337