[2020年07月29日]

蝉を待つ樹々の深みとなりしかな

永井東門居(1904~90)

蝉が夏の季語。油蝉、みんみん、熊蝉、にいにい蝉、蝉時雨、初蝉、朝蝉、夕蝉なども同意の季語です。
みんみん蝉が鳴き始めました。そろそろ梅雨が明けるのでしょうか。みんみんやにいにい蝉はその名前の通りの鳴き声。じーじーと鳴く油蝉やしゃーしゃーと鳴く熊蝉は、蝉の外観とか鳴き方から名づけられました。それらの多くの蝉が一斉に鳴くのを雨の如く感じて蝉時雨と呼んでいますね。
この句では、樹木の緑が深まるのに合わせて蝉の鳴くのが待ち遠しいと詠っています。蝉は地中に7年ほどいて、成虫になって地上に出ると1週間ぐらいでその役割を終えます。
作者ながい・とうもんきょの紹介は、2006年12月4日を参照。
(出典:角川春樹編「合本 現代俳句歳時記」、角川春樹事務所、2004年刊)
・広島に原爆が投下された直後に放射性物質を含んだいわゆる「黒い雨」を浴びて健康被害を受けたとして、住民らが広島市などに対し、法律で定める被爆者と認めるよう訴えた裁判で、今日判決が言い渡されます。広島地裁がどのような判断を下すか注目されます。

投稿者 m-staff : 2020年07月29日 09:41

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