[2020年07月31日]
みんみんに急かされ梅雨の明けにけり
榊原風伯
みんみんが夏の季語。蝉、熊蝉、にいにい蝉、初蝉、朝蝉、夕蝉、夜蝉、蝉時雨なども同意の季語です。
みんみん蝉は、体長が3~3.5センチで大形。黒地に緑の斑紋があり、翅は透明で緑色の翅実役があります。「みいんみいん」と鳴きますね。日本全国や中国に分布しています。
今年は梅雨前線が停滞して、各地に豪雨をもたらし、特に九州地方、東北地方に損害を与えています。関東甲信越地方もいまだ梅雨が明けていません。
横須賀地方でみんみん蝉が鳴きだしたのは7月22日。いつもの年よりも2週間ぐらい遅くなっています。この急くような鳴き声を聞いていると梅雨が上がってしまうような錯覚を覚えます。天気予報では、8月2日ごろに梅雨明けるようです。今年の梅雨は蝉の鳴き声で退散する気がしてきました。
・台湾の民主化に尽力し、親日家としても知られる李登輝元総統が30日に亡くなりました。97歳。香港やマカオが万が一、直接統治される状況になれば、台湾はどのように対応すべきか、世界が注目しています。作家の司馬遼太郎との対談でその人柄のすばらしさに感銘しました。合掌。
投稿者 m-staff : 2020年07月31日 09:43
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