[2020年08月23日]

水涼し秋澄む関のかざり槍

大島蓼太(1718~87)

秋澄むが秋の季語。空澄む、物の音澄む、清秋なども同意の季語です。
作者は信州伊那の生まれ、のちに江戸へ出て、芭蕉復興の気運を重んじ、江戸蕉門の第一人者として門人三千人を擁したといわれています。
この句は箱根の関所でのこと。折から行く人の少ない秋の昼下がり、関所に立て並べられた槍の穂先がキラキラと光り、秋空の澄みを深める、と詠っています。「水涼し」は峠道を登り切って、ほっと一息をついた折の水音、と考えれば作者の意図は明確ですね。
今日は、処暑。二十四節気の一つで立秋から16日目に当たります。暑さがやんで新涼が間近くなる日。
作者おおしま・りょうた紹介は、2009年11月28日を参照。
(出典:「日本大歳時記」、講談社、1981年刊)
・今朝の横須賀は1か月ぶりに雨が降っています。草木が雨に打たれて生気を取り戻しています。上空の寒気や日中の気温の上昇の影響で西日本から東北にかけて大気の状態が不安定になり、局地的に雷を伴って非常に激しい雨が降るという気象予報が出ています。土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に注意するよう呼び掛けています。

投稿者 m-staff : 2020年08月23日 09:40

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