[2020年08月29日]

かかる小さき墓で足る死のさはやかに

岡本 眸(1928~2018)

さは(爽)やかにが秋の季語。爽涼、秋爽、爽気、爽やぐ、さやけし、さやかなども同意の季語です。
爽やかの言葉の意味は、さっぱりとして快いこと、気分がさっぱりしていること。5月ごろの気候についても使われますが、秋気清明で快適な季節感をしめす言葉に、中国の詩文で
「爽気蘭沼を澄まし、秋風桂林を動かす」とあります。
この句では、死ぬときは爽やかに、小さな墓で十分だ、ときっぱり断じています。
この句の作者は、2年前の9月15日に90歳で亡くなりました。
作者おかもと・ひとみの紹介は、2005年4月14日を参照。
(出典:角川春樹編「合本 現代俳句歳時記」、角川春樹事務所、2004年刊)
・安倍首相退陣表明。その要因を挙げるとすれば3つ。①潰瘍性大腸炎という病気、②新型コロナ対策の不調、③7年8か月以上という長年月に厭いたこと。お疲れさまでした。

投稿者 m-staff : 2020年08月29日 09:45

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