[2020年09月07日]

露草も露のちからの花ひらく

飯田龍太(1920~2007)

露草が秋の季語。月草、蛍草も同意の季語です。
道端や荒地などどこでも見かけるツユクサ科の1年草。高さは30~50センチほどで、葉は笹形をしています。藍色の花弁に黄色のおしべの対照がきれいな花をつけます。よく知られた草の一つ。全国各地でいろいろな呼び名がありますね。月光を浴びて咲くので「月草」、蛍の光を思わせる「蛍草」など風雅な異名も多くみられます。夜明けに咲き、日がのぼるとしぼむ1日草。
この句で露草というのは、露の降りている間に咲く花、また露を含むからともいうことから思い起こし、露の力で露草は咲く、と詠っています。
今日は、白露(はくろ)。24節気の一つ。秋気が爽やかに澄み渡り樹々草花に宿るといいます。
作者いいだ・りゅうたの紹介は、2005年1月13日を参照。
(出典:角川書店編「合本 俳句歳時記第三版」、角川書店、2003年刊)
・台風10号が日本を離れ、朝鮮半島に向かいました。11の県で745万人に避難指示と避難勧告が出されました。早めの警報が功を奏したようですね。被害がはっきりしてくるのはこれからでしょう。

投稿者 m-staff : 2020年09月07日 09:42

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