[2020年09月16日]

雨ながら朝日まばゆし秋海棠

水原秋櫻子(1892~1981)

秋海棠(しゅうかいどう)が秋の季語。断腸花も同意の季語です。
シュウカイドウ科の多年草。中国が原産地で日本へは寛永年間に渡来しました。春に咲くバラ科の海棠に花が似ているのでこの名前が付いたとされています。観賞用に広く栽培され、高さは60センチほど、葉はとがった卵型をしています。頼りなげに伸びた花柄に淡い紅色の花を咲かせます。この花は湿地を好みますが、花は清楚な感じがしますね。どこにあっても趣がありますが、和式庭園に咲いているのは風情があります。
この句では、雨が降っているのも関わらず、朝日が当たってまばゆい中に、秋海棠が美しく咲いている、と詠っています。
作者みずはら・しゅうおうしの紹介は、2005年1月17日を参照。
(出典:角川春樹編「合本 現代俳句歳時記」、角川春樹事務所、2004年刊)
・北半球の今年の夏は、史上最も暑かったことが判明。NOAAアメリカ海洋大気局は北半球の6月から8月にかけての平均気温について、これまででもっとも高かった去年を1.17度上回ったと発表。アメリカのカリフォルニア州の山火事は、暑さに加えて干ばつが影響していると分析しています。

投稿者 m-staff : 2020年09月16日 09:29

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