[2020年09月18日]
わがゆめのつづきの花野なりしかな
加藤三七子(1925~2005)
花野が秋の季語。花野原、花野道、花の風なども同意の季語です。
秋の野の草花が咲き満ちている野原。秋の七草をはじめ様々な草花が咲いていますね。日差しも柔らくなり、吹く風もすっかり秋を思わせる野原は、昼の虫なども鳴いていて寂しさを誘う場所でもあります。
この句では、夢に見た花野が現実に目の前に現われている、と詠っています。夢の続きを見るなんて素敵ですね。花野の静謐な明るさと哀れさの混じった風趣は得難いものですね。
作者かとう・みなこの紹介は、2005年4月12日を参照。
(出典:「新版・俳句歳時記第二版」、雄山閣、2003年刊)
・日銀の「資金循環統計」によると、個人が保有する預金や株式、保険などの金融資産の合計は、今年6月末時点で合わせて1883兆円となり、3か月前と比べて増加したと発表。主な要因は個人の預貯金の増えたことによります。本当ですかねえ。
投稿者 m-staff : 2020年09月18日 09:40
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