[2020年10月06日]

萩の雨傘さして庭一廻り

中村吉右衛門(1886~1954)

萩の雨が秋の季語。萩、萩の花、白萩、小萩、山萩、野萩、こぼれ萩、乱れ萩、萩原、萩叢なども同意の季語です。
マンションの前庭の萩は。いまや盛んにその存在を示しています。マメ科の低木で日本各地の山野に自生するほか庭園などに植えられています。秋の七草の筆頭に数えられ、萩という日本製の漢字が作られるほど日本人に愛されてきました。秋も深まるにつれ、葉腋に紅紫色の可憐な花をたくさんつけ、花の色は紅、白などがあり、群生した萩は壮観ですね。
この句は、萩が繁茂している庭をゆったりと傘をさして散策している作者の姿が浮かんできます。
作者なかむら・きちえもんの紹介は、2005年1月10日を参照。
(出典:角川書店編「合本 俳句歳時記第三版」、角川書店、2003年刊)
・アブナイ大統領は病院を退院、ホワイトハウスに戻りました。症状が完全になくなったわけではない状態での退院、本当に大丈夫なのでしょうか。医師団は、今後24時間態勢で体調の管理をするとしていますが、医者の言うことを聞かない患者ですからどうなることやら…。

投稿者 m-staff : 2020年10月06日 09:32

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