[2020年10月09日]

包丁のまへに玉置く酢橘かな

百合山羽公(1904~91)

酢橘(すだち)が秋の季語。木酢(きず)も同意の季語です。
ミカン科の常緑低木。柚子の近縁種で、大きさは鶉の卵ぐらい。酸味が強く、果汁も多く、香りも高く、各種の料理に果汁をかけたりして使われ、味そのものよりも酸味や香りを味わいます。徳島県の特産で、果実は初秋の青いうちに収穫します。福岡県や佐賀県では木酢、大分県ではカボスなどが生産されています。我が家では、長男のお嫁さんの実家から大分県のカボスが送られてきて、麦焼酎の二階堂に垂らして飲んでいます。
この句では、まな板の上に酢橘を置いて、まさに包丁を入れようとしています。静から動への一瞬をとらえていますね。
作者ゆりやま・うこうの紹介は、2005年12月17日を参照。
(出典:「新版・俳句歳時記第二版」、雄山閣、2003年刊)
・強い台風14号の進路が気がかりです。関東圏をかすめそうです。アブナイ大統領の医師団は、「体調は退院後安定しており、病状が悪化する兆候はない。全体的にみて治療の経過は極めてよく、治療に伴う悪影響もない」と発表しています。

投稿者 m-staff : 2020年10月09日 09:44

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