[2020年10月10日]

がまずみや蓑虫切に絲縮め

殿村莵絲子(1909~2000)

がまずみが秋の季語。
秋の末枯れた草木の中で真っ赤なこの実を見つけると嬉しくなります。決して派手な赤ではありませんが、ひなびた風情があります。スイカズラ科の落葉低木。高さは2~3メートル。初夏には白い小花が咲き、秋には赤い実を狙って鳥が多く集まります。この実はかなり渋みがあり、それで果実酒を作ります。
この句では、がまずみの赤い色に対して、蓑虫が一所懸命に糸を伸ばしたり、締めたりして動いている様子を伝えてくれます。取り合わせの面白さが生きている句ですね。
作者とのむら・としこの紹介は、2005年6月6日を参照。
(出典:辻 桃子監修「俳句の草木」、創元社、2005年刊)
・おかしな動きをする台風14号。東寄りに進み、やがては南寄りに進路変えると予報されています。気がかりは大雨による災害ですね。米大統領選、2回目のテレビ討論会は中止に、アホラシ。

投稿者 m-staff : 2020年10月10日 09:43

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