[2020年10月12日]

触れてこぼれひとりこぼれて零余子かな

高野素十(1893~1976)

零余子(むかご)が秋の季語。ぬかご、いもこ、零余子とりなども同意の季語です。
秋になって葉や蔓が黄ばんでくるころになると、自然薯やつくね芋、長芋などの葉腋に珠芽(しゅが)が見られます。色は暗緑または暗褐色で芋の種類によっては形や大きさがまちまちです。炒ったり、蒸したり、ご飯に炊きこんだりして食べます。いささかあくが強く、のどをいらいらと刺激するえぐい味ですが、独特の風味がありますね。我が家でもご飯に炊きこんで食しました。
この句では、独りで採集した零余子が手からこぼれてしまったけれども、零余子を採取した喜びが伝わってきます。
今日は、芭蕉忌。亡くなったのは1694(元禄7)年、51歳。
作者たかの・すじゅうの紹介は、2005年2月23日を参照。
(出典:平井照敏編「新歳時記」、河出書房新社、1989年刊)
・「大阪都構想」の賛否を問う住民投票がきょう告示されます。これは5年後の2025年1月1日に政令指定都市の大阪市を廃して、東京23区と同様に4つの特別区に再編しようというもの。この賛否を問う住民投票が大阪市の有権者220万人を対象に11月1日行われ、賛成が多数となれば可決されます。大阪維新の会、公明党が賛成、自民党と共産党が反対しています。これが住民にとってプラスになるのでしょうか。賛成派は具体的に示すことが必要ですね。

投稿者 m-staff : 2020年10月12日 09:26

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