[2020年10月20日]

口にして母音はさびし水引草

原田青児(1919~2013)

水引草(みずひきそう)が秋の季語。水引、水引の花、銀水引、花水引なども同意の季語です。
タデ科の多年草で各地の山野に自生し、観賞用として庭などに植えられていますね。茎の高さは80センチぐらい。鞭状にしなる30センチぐらいの細長い花穂に、小さな花を点々とつけます。花穂を上から見ると花は赤色、茎を曲げて下から見ると花は白色で、祝儀に用いられる紅白の水引に似ているのでこの名前が付きました。
この句では面白いところに目をつけています、「母音」は、声帯の振動を伴う呼気が、口の中で著しく通路を妨げられることなく通過して発する音。つまり「あいうえお」のこと。それと水引草との取り合わせが見事ですね。
今日は、えびす講。七福神の一つ。商売繁盛を祈ります。
作者はらだ・せいじの紹介は、2005年11月25日を参照。
(出典:「蝸牛 新季寄せ」、蝸牛社、1995年刊)
・少しずつ寒くなってきましたね。冷え込むと頂上付近に雪をかぶった富士山がくっきり見えるようになります。さて、週明けのニューヨーク株式市場のダウ平均株価は400ドルを超える大幅な値下がり。原因は経済対策をめぐる共和党と民主党の調整の不調と新型コロナウイルスの感染が再び拡大していることによります。大統領選挙にかまけている場合ではないですね。

投稿者 m-staff : 2020年10月20日 09:50

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