[2020年10月22日]

二三人くらがりに飲む新酒かな

村上鬼城(1865~1938)

新酒が秋の季語。今年酒、早稲酒、新走(あらばしり)、利酒(ききざけ)、聞酒(もんしゅ)、新酒糟なども同意の季語です。
その年に収穫された新米で醸造されたのを「新酒」と呼びます。もともと新酒は新米でつくり神に供えたものですが、現在では年内に醸造されるのは濁酒(どぶろく)だけです。一般に新酒が出回るのは2月ごろですが、昔は、自家用として新米の収穫後すぐに醸造したので新酒は秋でした。新走とも言いますね。
この句では、二三人の酒好きが、今年のお酒の出来はどうかとくらがりで飲んでいる光景が浮かんできます。作者は群馬県高崎の人でした。「くらがり」が効いていますね。
作者むらかみ・きじょうの紹介は、2005年2月2日を参照。
(出典:平井照敏編「新歳時記」、河出書房新社、1989年刊)
・いま面白いのは大リーグのワールドシリーズ。アメリカンリーグのレイズとナショナルリーグのドジャースが対戦。昨日の第1戦はドジャースがパワーを全開して圧勝。下馬評ではドジャースが有利と出ています。

投稿者 m-staff : 2020年10月22日 09:21

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