[2020年10月24日]

ざざ降りのまだおとろへずとろろ飯

鷲谷七菜子(1923~2018)

とろろ飯が秋の季語。とろろ汁、とろろ、薯汁、薯粥、麦とろ、蕎麦とろなども同意の季語です。
山地に自生する自然薯(じねんじょ)、山の芋、畑づくりのつくねいも、長芋などをおろし金でおろし、さらにすり鉢などですったものがとろろで、それに煮出し汁を加えたものがとろろ汁。栄養価が高く、食が進むのでよく知られていますね。汁には葱を散らしたり、青のりをかけたりします。麦飯にかけて食べるのが麦とろです。
この句では、とろろ飯を食べていると、ざざ降りの雨の音が
いつまでも続いている、と詠っています。とろろ飯とざざ降
今日は、霜降。24節気の一つ。秋も末、霜が降り始めます。
作者わしたに・ななこの紹介は、2006年3月9日を参照。
(出典:「日本大歳時記」、講談社、1981年刊)
・スウェーデンのストックホルム国際平和研究所によると世界各国が保有している核弾頭の総数は今年1月時点で1万3400発、国別ではロシアが6375発、アメリカは6375発、中国は320発、フランスは290発、イギリスは215発、パキスタンの160発、インドの150発、イスラエルの90発。また北朝鮮は30発から40発といわれています。日本は唯一の被爆国、核兵器禁止条約に加盟すべきと思います。

投稿者 m-staff : 2020年10月24日 09:45

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