[2020年10月25日]

梨むくや甘き雫刃を垂るる

正岡子規(1867~1902)

梨が秋の季語。ありの実、洋梨、ラ・フランス、梨売、梨狩なども同意の季語です。
これまでに食べた梨の中で、一番おいしかったのは、やっぱりラ・フランスでしょうね。バラ科の落葉低木。摘花と人工授粉、袋掛けなどの手作業を経て、秋になるとみずみずしい梨が実ります。原産地は中国とも日本とも言われますが、奈良時代にはすでに果物として食べられていました。明治時代には赤梨と呼ばれる晩三吉、長十郎、青梨の二十世紀などが作られました。「ありの実」は「無しの実」を避けた言い方です。
この句では、見たそのままを写生しています。確かに梨をむけば甘い香りをした雫が刃を伝わってきますね。
作者まさおか・しきの紹介は、2005年1月20日を参照。
(出典:「新版・俳句歳時記第二版」、雄山閣、2003年刊)
・核兵器禁止条約は、批准した国と地域が50か国となりました。来年1月に発効します。今後、実効性をどのように確保するかが課題となります。

投稿者 m-staff : 2020年10月25日 09:36

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