[2020年11月10日]

鯛は美のおこぜは醜の寒さかな

鈴木真砂女(1906~2003)

寒さが冬の季語。寒し、寒気も同意の季語です。
寒さにもさまざな姿がありますね。冬の初めのひんやりとした寒さ、
寒気の厳しい厳寒の寒さ、酷寒、大寒などの寒さ、いかにも寒そうな感じの寒さ、さらに心理的な寒さ、心の寒さ、時代の寒さまで含めて寒さと表現できますね。
この句の「鯛」の姿の美しいのはわかります。そこへ「おこぜ(虎魚)」を並べて、寒さを表すなぞは、虎魚には失礼ですが、さすが居酒屋「卯波」の女将といった風情があります。取り合わせの面白さが効いています。美醜には様々な形があるものですね。
作者すずき・まさじょの紹介は、2005年1月16日を参照。
(出典:角川書店編「合本 俳句歳時記第三版」、角川書店、2003年
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投稿者 m-staff : 2020年11月10日 09:45

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