[2020年11月30日]
マスクしてのつぺらばうの顔であり
榊原風伯
マスクが冬の季語。
コロナ禍で、外出をすれば、マスクをしていない人を探すのが難しいほど、どなたもマスクをしていますね。マスクは病菌や塵を防ぐために、鼻や口を覆うもので、巷に風邪がはやるころになると、マスクをしている人が増えてきます。マスクとは、もともと仮面の意味。顔の半分がマスクでおおわれると、自他共に別人の感じがしますね。
この句の「のつぺらばう」とは、「のっぺらぼう」のこと。その意味は、なめらかで凹凸がなく、つかみどころがないこと。変化の乏しいことをいいます。また、江戸時代には、丈が高く、顔に目鼻や口がない化け物をいいました。コロナによって、世界がまるでのっぺらぼうのような、とらえどころのない状態になっているように思います。
・秋篠宮の、娘の結婚に対して「憲法」まで引き合いに出さなければならないという言葉に暗然としますね。黙って送り出せばいいのではないでしょうか。
投稿者 m-staff : 2020年11月30日 09:22
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