[2020年12月02日]

提灯の三つに一字づつおでん

下田実花(1907~84)

おでんが冬の季語。関東煮(かんとうだき)、おでん屋、おでん酒なども同意の季語です。
おでんの旨い時期になりましたね。おでんには、串おでんと煮込みおでんに大別され、種はこんにゃく、大根、昆布、練り物などがあり、最近では丸ごとのじゃがいもやソーセージを使って、洋風仕立てのおでんも好まれます。家庭料理としてではなく学校給食に定番であったり、屋台でも食べたり、寺や神社の参道を食べ歩きしたりする庶民的な食べ物になっていますね。東京が本場で、関西では関東煮と呼んでいます。
この句では、おでん屋の提灯に目をつけて、その文字三つがそれぞれ骨太に一字ずつ輝いている、と詠っています。
作者しもだ・じつかの紹介は、2005年1月25日を参照。
(出典:「新版・俳句歳時記第二版」、雄山閣、2003年刊の影響
・イランの議会は、著名な核科学者が殺害された事件を受けて、政府に対して核開発を大幅に強化するよう求める法案を可決しました。これに対して、穏健派のロウハニ大統領が率いるイラン政府は、議会の動きを非難しています。保守強硬派と呼ばれるグループの動きに目が離せませんね。

投稿者 m-staff : 2020年12月02日 09:53

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