[2020年12月08日]

ふるさとに帰りて会へり針供養

村山古郷(1909~86)

針供養が冬の季語。針休みも同意の季語です。
針仕事を休み、針の折れたものを供養する日。関東では2月8日が、関西では12月8日に行います。地方によっては、年2回行うところもありますね。和歌山市にある淡島神社の祭神、婆利才女(はりさいじょ)の名前に針を合わせたものといわれています。明治のころまでは、裁縫師匠の家で、この日に針子たちが晴れ着を着て集まって、1年間に折れた縫い針を集めて供養しました。
ちなみに、この句の作者の故郷は、京都。故郷に帰って久しぶりに針供養をしているところに出会い、昔を懐かしんでいます。
作者むらやま・こきょうの紹介は、2006年5月19日を参照。
(出典:平井照敏編「新歳時記」、河出書房新社、1989年刊)
・オリンピックの2024年パリ大会では、東京大会に採用された「野球・ソフトボール」「空手」は正式に外れ、新たにダンススポーツの「ブレイキン」が実施されることになりました。日本に関係の深い競技がなくなり、予想されたことといえ残念ですね。

投稿者 m-staff : 2020年12月08日 09:55

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