[2020年12月13日]

枯れゆけばおのれ光りぬ冬木みな

加藤楸邨(1905~93)

冬木が冬の季語。冬木影、冬木道、冬木宿なども同意の季語です。
常緑樹も落葉樹も冬になると冬木と呼ばれます。俳句では、落葉樹のほうが詠まれやすいのですが、常緑樹も春や夏と同じではありませんね。一本の樹木もよいのですが、木立の風景もなかなかいいものです。すっかり落葉してしまった裸木は、冬木よりはいんしょうが鮮明ですね。
この句では、冬になって木々が枯れてゆくと、葉を落とし尽くした木はみな、静かに内側から光りはじめる、と詠っています。このころ作者は埼玉県の春日部市で中学校の先生をしていました。
作者かとう・しゅうそんの紹介は、2005年1月22日を参照。
(出典:「加藤楸邨集」現代俳句の世界8、朝日文庫、1984年刊)
・女子ゴルフの渋野日向子選手が全米女子オープンゴルフの第3ラウンドで、通算4アンダーで単独首位を守り、最終ラウンドで海外メジャー2勝目を目指します。去年の全英女子オープン以来の湯っ章なるかどうか目が離せません。どうしたら平常心が保てるか、ドキドキですね。

投稿者 m-staff : 2020年12月13日 09:59

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