[2020年12月14日]
天窓見て義士討入の日と思ふ
加倉井秋を(1909~88)
義士討入の日が冬の季語。義士会も同意の季語です。
1702(元禄15)年12月14日夜。大石良雄ら赤穂四十七士が吉良上野介邸に討入り、主君・浅野内匠頭の敵討ちをしました。この敵討ちは「忠臣蔵」として歌舞伎をはじめ、処方面で演じられていますね。東京都港区高輪の泉岳寺には義士のお墓があります。なお、泉岳寺の催す義士祭は4月に行われます。
この句の「天窓」は、あかりまど、ひきまどともいい、あかりをとり、または煙を排出させるために屋根にあけた窓をいいます。ここでは、その天窓を見て、封印されたものがあけられた、と詠っています。
作者かくらい・あきをの紹介は、2006年1月13日を参照。
(出典:「日本大歳時記」、講談社、1981年刊)
・女子ゴルフの渋野日向子選手が出場している全米女子オープンゴルフの4日目最終ラウンドは天候不良のため1日順延。明日行われます。選手にとっては良い休養になりますね。ところで環境省の調査では、この7月にプラスチック製のレジ袋が有料化された後、国内では7割の人が買い物をした店でレジ袋を受け取らないことがわかりました。これらによりプラスチック製ごみ抑制になればいいのですが。
私も買い物をするときはマイバックを持ってゆきます。
投稿者 m-staff : 2020年12月14日 09:34
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