[2020年12月28日]

一湾の眺めを肴年忘れ

佐藤鬼房(1919~2002)

年忘れが冬の季語。忘年会、別歳、分歳、除夜の宴、除夜祭、ジルベスターなども同意の季語です。
今年は、コロナのせいで忘年会を行わなかったところも多いようですね。いつもなら年末に企業の仲間や友人が集まって、1年の無事を祝し、1年の労をいやす会食をします。旧年、新年の分かれることからこの文字を使い、年忘れの宴を意味します。中国や日本では除夜に先祖を祀る風習があり、それとつながりのある言葉ですね。欧米では、ジルベスターといって大晦日の夜に徹夜で酒を飲んで騒ぐようです。今年はともかくもコロナのせいで無理でしょうね。忘年会や新年会を当て込んで仕入れをしているお店は大変でしょうね。
この句では、松島湾でしょうか、湾を肴にして忘年会をしている様子が伝わってきます。
今日は、官庁の御用納め。官庁への挨拶回りが大変でしたね。
作者さとう・おにふさの紹介は、2005年3月28日を参照。
(出典:角川書店編「合本 俳句歳時記第三版」、角川書店、2003年刊)
・新型コロナのワクチン接種は、早ければ来年2月中にも始まりそうです。厚生労働省は、来年2月下旬をめどに医療従事者、3月下旬をめどに高齢者への接種を始めて、その後基礎疾患のある人などに優先して実施する予定です。今はじっと我慢の時ですね。

投稿者 m-staff : 2020年12月28日 09:41

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