[2020年12月29日]

数へ日の素うどんに身のあたたまり

野村登四郎(1911~2001)

数へ(え)日が冬の季語。
「もういくつ寝るとお正月」と歌われるように、今年もあと幾日という、指で数えられるほどの、残り少ない日をいいます。歳末の何かと忙しいなかで、行く年の切迫感が如実に表れた季語ですね。この季語は古い歳時記には載っていませんが、しかし、季語として十分な価値があり、実際に例句も多く見られるようなりました。
この句では、指で数えられるほどにお正月が近づいて、素うどんでほっこり身体を温めながら、行く年をしみじみと考える作者の心境をよく伝えてくれますね。「素うどん」が心を和ませてくれます。
作者のむら・としろうの紹介は、2006年8月20日を参照。
(出典:「蝸牛 新季寄せ」、蝸牛社、1995年刊)
・年末から新年にかけて、数年に一度クラスの強い寒波や冬型の気圧配置の影響で、30日から年明けの元日ごろにかけて、北海道から九州の日本海側を中心に雪や風が強まって、荒れた天気になりそうです。
交通機関に影響が出そうです。厳重な注意が必要ですね。

投稿者 m-staff : 2020年12月29日 09:25

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