[2021年01月02日]
青空へもぐら顔出す二日かな
澤木欣一(1919~20001)
二日が新年の季語。狗日(くじつ)も同意の季語です。
二日は、初夢、初荷、書初め、掃初など、様々な行事が始めの日。皇居の一般参賀はコロナのせいで中止。元日とは違ってかたぐるしさはなく、街は静粛さから解放される日ですが、今年は静かに過ごさなければなりませんね。「二日はや」と詠まれるのもこの日だからこそといえますね。
この句のように、冬の青空ともぐら(土竜)の取り合わせに面白さを感じますね。横須賀市西公園の芝生が黒く盛り上がったところをよく見かけます。土竜が新年のあいさつをしているようですね。
作者さわき・きんいちの紹介は、2005年3月8日を参照。
(出典:平井照敏編「新歳時記」、河出書房新社、1989年刊)
・昨日は息子たちが子供を引き連れて来襲。1日だけの元旦台風。
2,3日は何といっても関東の大学対抗「箱根駅伝」。今日は寒風が吹く快晴のなかを東京から箱根へ走っています。往路のコースは箱根芦ノ湖までの5区間、107.5㎞。参加は21チーム。どこの大学が優勝するか大混戦。自粛できずに沿道に観客が出ていますね。
投稿者 m-staff : 2021年01月02日 09:56
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