[2021年01月11日]
初雪の見事に降れり万年青の実
村上鬼城(1865~1938)
初雪が冬の季語。
横須賀は、7日に大風が吹き、8日の夜に初雪となりました。太平洋側に低気圧が発生すると関東地方は雪になります。8日の朝はベランダから見える家々の屋根にうっすらと白いものが見えました。
初雪は、その冬はじめて降る雪。冬の初めに、遠い山脈などに冠雪という形で降ります。高い山から低い山に移り、本格的な冬を迎えます。初雪は里の人々が、長い冬に耐えるための心の準備を促す役目を持っていますね。初雪の降り方は地方によって異なりますが、雨に混じってちらちらと降ったり、ぱらぱらと地面を打つような雪あられもあります。初雪が地面を覆って積もることもありますが、はじめて積もった日は初積雪と呼んでいます。
この句では、秋の季語である「万年青(おもと)の実」に、見事に初雪が降っている、と詠っています。
今日は、成人の日、鏡開きなど。
作者むらかみ・きじょうの紹介は、2005年2月2日を参照。
(出典:「日本大歳時記」、講談社、1981年刊)
・大相撲初場所の初日、コロナのせいもあり、多くの休場者が
出て、土俵上は寂しい限りです。ここで予想外の力士が健闘して優勝でもしてくれれば盛り上がりますね。北陸地方の立ち往生車は、解消に向かっています。雪での立ち往生車を予防はできないものでしょうか。何か策が足りないように見えます。
投稿者 m-staff : 2021年01月11日 09:41
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