[2021年01月13日]

裏白を剪り山中に音を足す

飴山 實(1926~2000)

裏白(うらじろ)が新年の季語。歯朶(しだ)、歯朶刈なども同意の季語です。
山村では裏山へ歯朶を刈りに行くこともありましが、たいていは年の市で買って正月の飾りにしますね。普通、歯朶というと歯朶植物の総称ですが、俳句で新年に詠むのは、ウラジロ科の常緑歯朶、裏白のことです。アジア各地に広く分布し、根菊は匍匐(ほふく)してところどころに葉を出します。葉の裏は白く、正月の飾りに、また、葉柄を乾かして器具を製作します。昆布や干し柿とともに鏡餅にそえたり、神棚の注連飾り、床の間の蓬莱飾りに用いますね。
この句では、山の中に入って、歯朶を剪っている様子が伝わってきます。静かな山中に「音を足す」が絶妙ですね。
今日は、朔(さく)。月が太陽と同じ方向にあって、暗い半面を地球に向ける日。新月。2月は12日。
作者あめやま・みのる紹介は、2007年6月27日を参照。
(出典:辻 桃子監修「俳句の草木」、創元社、2005年刊)
・政府は「緊急事態宣言」が先の首都圏の1都3県に続いて、大阪、兵庫、京都のほかに愛知と岐阜、それに福岡、栃木の、合わせて7府県を対象とすることになりました。現場が困っているのですから、政府はもたもたせずに行動してほしいと望みます。

投稿者 m-staff : 2021年01月13日 09:41

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