[2021年01月29日]
酷寒の月を刃と見て眠る
深谷雄大
酷寒が冬の季語。厳寒、極寒、厳冬なども同意の季語です。
「極寒」も「酷寒」も一般的には同義としていますが、字義通りに解釈すれば「厳寒」は逃げ場のない厳しい寒さ、「極寒」は極限の寒さ、「酷寒」は残酷な寒さであって、季語として用いるときのイメージはかなりの違いがありますね。
作者は、北海道の旭川在住の人。旭川は、明治時代に日本最低気温マイナス41度を記録した場所で、本当に寒いところです。盆地に囲まれているせいか雪も多く、気温も下がり、生活するには大変な環境です。私は中学校、高校を旭川で過ごしましたが、高校の時、登校時の寒さで耳が凍傷になった思い出があります。
作者ふかや・ゆうだいの紹介は、2007年11月8日を参照。
(出典:「新版・俳句歳時記第二版」、雄山閣、2003年刊)
・ヤンキースをフリーエージェントになった田中将大投手が、古巣の楽天イーグルスに復帰することが決まりました。日本球界でプレーするのは2013年以来、8年ぶり。背番号は以前楽天時代に付けていた18に決定。今年3月で東日本大震災から10年、活躍が大いに期待されます。東京オリンピックの出場資格を得たことも評価されます。
投稿者 m-staff : 2021年01月29日 10:10
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