[2021年02月05日]

雪割草古き落葉のかげに咲く

山口青邨(1892~1988)

雪割草が春の季語。三角草、州浜草も同意の季語です。
雪割草は、雪国の呼び名で、新潟や富山辺りに野生で見られます。キンポウゲ科の多年草。雪割草には、州浜草と三角草が代表的で、雪の中から開花するのでこの名前があります。冬も枯れずにいて早春のころに残雪の中から花茎を伸ばし、高さは5~10㎝ほど。白または淡紅色の花弁は、花弁ではなく萼(がく)で、残雪の間から小さな可憐な花が開きます。また、鉢植えでも栽培されます。
この句では、古い落葉の間から新しく可愛く咲いている雪割草をとらえていますね。
作者やまぐち・せいそんの紹介は、2005年3月13日を参照。
(出典:「新版・俳句歳時記第二版」、雄山閣、2003年刊)
・昨日2月4日は関東で春一番が吹きました。これは1951年に気象観測を開始以来最も早い春一番となりました。それまでは1988年2月5日が記録されていました。これからは少しずつ暖かくなることでしょう。

投稿者 m-staff : 2021年02月05日 09:46

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