[2021年02月08日]

空も星もさみどり月夜春めきぬ

渡辺水巴(1882~1946)

春めきぬが春の季語。春めく、春動く、春きざすなども同意の季語です。
寒の戻りを繰り返しながら、しだいに春らしくなってきましたね。暖かな季節を待ち望む気持ちは、日の光、気温、風、草の芽など万物に訪れるささやかな変化を見逃しませんね。春めいたことを感じる、それだけで寒さの中で知らず知らずに身についていた緊張感が薄れてゆきます。
この句の「さみどり」とは、「さ緑」で若草や若葉の緑色のこと。春めいてきたことで、空も星もそれに月までが春らしくなってきたと詠っています。
作者わたなべ・すいはの紹介は、2005年2月4日を参照。
(出典:石 寒太編「よくわかる俳句歳時記」、ナツメ社、2010年刊)
・いつもながら悩ませる花粉症の季節になってきましたね。アメリカでは、第55回スパーボウルが開催されています。コロナを吹き飛ばすような熱戦が期待されます。スキージャンプ女子のW杯で高梨沙羅選手が2連勝、最多勝利記録を59に伸ばしました。第7戦はオーストリアのヒルサイズ90メートルで争われましたが、勝負勘の戻った素晴らしいジャンプで、ほかの選手を寄せ付けませんでした。あっぱれですね。

投稿者 m-staff : 2021年02月08日 09:35

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