[2021年02月10日]

春寒し鰻割く刃は骨に沿ひ

田川飛旅子(1914~99)

春寒しが春の季語。春寒(はるさむ)、寒き春、春寒(しゅんかん)、料峭(りょうしょう)なども同意の季語です。
立春を過ぎてからの寒さをいいます。余寒と同じような寒さでも春のほうに力点があります。余寒は、冬の寒さが残っているのに対して、春寒は、それほど寒さの厳しさがありませんね。料峭は、春風が寒く感じられることをいい、古くから「春寒料峭」と用いられました。
この句では、鰻屋がまな板の上で鰻を割(さ)くのに、包丁の刃が骨に沿って勢いよく動かしているのに対して、まだ寒さの残る春なのにと詠っています。
作者たがわ・ひりょしの紹介は、2006年4月24日を参照。
(出典:角川春樹編「合本 現代俳句歳時記」、角川春樹事務所、2004年刊)
・コロナが社会の様々な面で影響をもたらしています。これは「コロナ以前」と「コロナ以後」に分けて考えるべきですね。コロナのまん延によって、それまで安定した社会の各層で変化が起きています。その変化を読み取れない人は退場するしかありません。代表例は東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森会長。それに自民党幹事長の二階氏。

投稿者 m-staff : 2021年02月10日 10:07

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