[2021年02月23日]
菜の花の暮れてなほある水明り
長谷川素逝(1907~46)
菜の花が春の季語。花菜、菜種の花、油菜なども同意の季語です。
群れて黄色に咲いている様子は春の匂いがしますね。アブラナ科の2年草。一般に菜の花と呼ばれているのは油菜の花のことをいいます。春たけなわのころに茎をのばし、黄色の十字形の花をたくさん咲かせます。中国から渡来して、以前は種子から菜種油を取るために栽培が盛んで、広く作られていましたが、近年は数が少なくなりました。房総半島では切り花として、また蕾を食用に出荷しています。最近では観賞用に公園などに植えられていますね。
この句では、日が暮れる中で、菜の花が水に映ってきらめいている様子を詠っています。
今日は、天皇誕生日。1960(昭和35)年2月23日に誕生。活宮徳仁親王と名付けられました。あれから61年が経過しました。私が学習院大学生のころに、はじめて幼稚園が作られたことを思い出します。
作者はせがわ・そせいの紹介は、2005年10月1日を参照。
(出典:青柳志解樹編著「俳句の花 上巻」、創元社、2004年刊)
・アメリカの連邦最高裁判所は、トランプ前大統領に対し、検察当局の求めに応じて納税記録を開示するように命じました。トランプ氏は一貫して納税記録の開示を拒んでおり、民主党などは脱税や資産の粉飾といった不正があるからではないかと疑っています。間違っていることは正さないといけませんね。
投稿者 m-staff : 2021年02月23日 10:05
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://yasumasa.jp/nmt/mt-tb.cgi/7611